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福岡市動物園で癒される|オランウータンやらゾウやら。

お出かけ

福岡市動物園に行ってきました。

もう何年ぶりでしょうか。
アジアゾウが来たと噂にも聞いておりましたが、やっと福岡市動物園に行くことができました。

はじめに

福岡市の中心部から車でわずか20分。

緑豊かな丘陵地に位置する福岡市動物園を訪れました。

動物たちに会いに行ったのですが、予想以上の広さと動物たちの生き生きとした姿に心が躍る一日となりました。

特に今回は、最近リニューアルされたアジアゾウの展示エリアから、様々な動物の表情をじっくり観察することができ、とても充実した動物園体験となりました。

福岡市動物園の概要

歴史と特徴

福岡市動物園は1953年(昭和28年)に開園した、九州でも歴史ある動物園です。

約36ヘクタールという広大な敷地に約120種、約500点の動物が飼育されています。

2021年には開園から68周年を迎え、時代とともに展示方法や飼育環境も進化を続けています。

特に近年は「生物多様性の保全」や「種の保存」に力を入れており、希少動物の繁殖にも成功しています。

園内は傾斜地を利用した造りになっているため、散策しながら様々な角度から動物を観察できるのが特徴です。

最近のトピックとしては、2023年に完成したアジアゾウの新展示場「ゾウの森」が注目を集めています。

また、国内では珍しいマレーバクの飼育や、地元・九州の希少生物保全にも取り組んでいます。

アジアゾウの新エリア「ゾウの森」

今回の訪問で特に印象に残ったのは、リニューアルされたアジアゾウの展示エリア「ゾウの森」でした。

従来の約3倍という広大な敷地に、ゾウが自然な行動を取れるよう工夫が施されています。

エリアに足を踏み入れると、まず驚くのはその広さです。

ゾウが思い切り歩き回れるだけでなく、水浴びができる池や、背中をこすりつけられる大きな木まで設置されています。

展示エリアは複数の観察ポイントが複数設けられており、ゾウの様々な表情や行動を間近で観察できます。

飼育員の方によると、新しい環境になってからゾウたちの行動範囲が広がり、より活発になったとのこと。

自然に近い環境で暮らすゾウの姿は、まさに野生の雄大さを感じさせてくれました。

癒しのオランウータン

アジアゾウの展示を見た後、霊長類エリアに向かうと、思わず笑みがこぼれる光景に出会いました。

オランウータンが気持ちよさそうに昼寝をしていたのです。

まあなんと可愛らしいのでしょうか。

大きな体をリラックスさせ、すやすやと眠るオランウータンの表情は何とも言えない安らぎを感じさせてくれました。

その姿に、訪れた人々も思わず「かわいい」と声をあげていました。

この日一番の癒しポイントでした。

魅惑のネコ科動物たち

動物園の人気者といえばやはりネコ科の動物たち。

福岡市動物園では、ヒョウ、トラ、ライオンなど迫力ある猛獣たちが見どころです。

特に印象的だったのはヒョウの多彩な表情と姿勢。

訪れた時は、木の上から悠然と園内を見下ろす姿、高台で足を垂らしてうつぶせに寝そべる姿、そして腕に顔をうずめてまどろむ姿と、人間のように様々な寝姿を見せてくれました。

美しい斑点模様と筋肉質な体つきが印象的で、その姿に見入ってしまいました。

また、隣接するトラの展示場では、立ち上がってライオン舎をのぞき込むトラの姿も。

その好奇心旺盛な様子に、猛獣とはいえ「猫」の本質を感じずにはいられませんでした。

意外な表情を見せる動物たち

カバ舎では、水の中を動き回るカバに遭遇。

普段は水中でのんびりしているイメージのカバですが、餌を求めて大きな口を開ける姿は迫力満点でした。

その口の大きさと牙の鋭さに、野生での危険性を実感します。

シロサイも餌の時間を知っているのか、小屋の中に入りたくて待っている様子が見られました。

のんびりした動きながらも、体の大きさに圧倒されます。

ペンギン館では、波打つ水槽の中をすいすい泳ぐフンボルトペンギンの姿が。

陸上ではどこか愛嬌のある動きをするペンギンですが、水中ではまるで別の生き物のように優雅に泳ぎ回る姿に、その生態の不思議さを感じました。

価格とコストパフォーマンス

入場料と割引情報

福岡市動物園の入場料は、大人(高校生以上)600円、中学生以下無料となっています。

市内の他の観光施設と比べてもリーズナブルな価格設定で、半日から一日かけてじっくり楽しめることを考えると、非常にコストパフォーマンスが高いと感じました。

また、動物サポーター(年間入場券)は1,500円で販売されており、年に3回以上訪れる方にはこちらがおすすめです。

私も次回からは年間パスポートを検討したいと思います。

その他、団体割引や障がい者手帳をお持ちの方への割引もありますので、詳細は公式サイトで確認されるといいでしょう。

園内施設

園内には休憩所や売店、レストランなどもあり、一日ゆっくり過ごすことができます。

特に「森のレストラン」からは、動物園全体と博多湾を一望できる眺望が素晴らしく、景色を楽しみながら食事ができるのもポイントが高いです。

また、授乳室やベビーカーの貸出サービスもあり、小さなお子様連れの方にも配慮されています。

園内は坂道が多いため、高齢の方や体力に自信のない方は、休憩を挟みながらのんびり回るプランがおすすめです。

感想

総合評価とおすすめポイント

福岡市動物園は、都会の近くにありながら自然豊かな環境の中で、様々な動物たちとの出会いを楽しめる場所です。

特に新しくなったアジアゾウの展示場は、動物福祉の観点からも先進的な取り組みを感じられ、見応えがありました。

また、ただ動物を見るだけでなく、生態や保全活動について学べる展示も充実しており、大人も子どもも楽しみながら学べる工夫がされています。

動物たちも全般的に活発で健康そうな印象を受けました。

園内は傾斜地を利用した造りになっているため、歩きやすい靴での訪問がおすすめです。

また、季節によっては日差しが強いので、帽子や日焼け止めなどの準備も忘れずに。

おすすめの訪問シーン

福岡市動物園は、家族連れはもちろん、カップルや友人同士、一人での訪問にもおすすめです。

特に小さなお子さんがいる家族には、安全に動物を間近で見られる環境が整っているので最適だと感じました。

また、カメラ愛好家にとっても、自然光の中での動物撮影が楽しめるスポットです。

特に朝と夕方は動物たちが活発に動く時間帯なので、写真撮影には最適かもしれません。

私自身、今回の訪問で動物たちの意外な表情や行動を目の当たりにし、改めて生き物の魅力に触れることができました。

都会の喧騒を忘れ、自然と動物に囲まれた時間は、心身ともにリフレッシュできる貴重な体験でした。

福岡市動物園情報まとめ

基本情報

  • 郵便番号:810-0037
  • 住所:福岡県福岡市中央区南公園1−1
  • 連絡先:092-531-1968
  • 開園時間:9:00〜16:30
  • 休園日:毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日〜1月1日)
  • 特徴:豊かな自然環境の中で約120種500点の動物が飼育されている。
       新しいアジアゾウの展示場「ゾウの森」が人気。

ターゲット層

  • 家族連れ(特に小さなお子さんがいるファミリー)
  • カップル
  • 動物・自然愛好家
  • 写真撮影を楽しみたい方
  • 都会の喧騒から離れてリフレッシュしたい方

おすすめポイント

  • リニューアルされた広大なアジアゾウの展示場
  • 多彩な表情を見せるネコ科動物たち
  • 季節ごとに開催される様々なイベント
  • コストパフォーマンスの良い入場料

公式サイト

福岡市動物園公式ウェブサイト:https://zoo.city.fukuoka.lg.jp/

SNS情報

  • Twitter:@FukuokaZoo
  • Instagram:@fukuokazoo
  • Facebook:福岡市動物園

注意点

  • 園内は坂道が多いため、歩きやすい靴での来園がおすすめ
  • 天候によっては一部の動物が見られない場合があります
  • 動物へのエサやりは禁止されています
  • 混雑する週末や祝日は、開園直後または午後3時以降の訪問がおすすめ
  • 夏季は暑さ対策(帽子、飲料水、日焼け止めなど)が必要

駐車場

駐車場は多くはありません。
平日でも満車になる事が多いので、早くから入庫、近隣のコインパーキング等を利用、または公共交通機関を利用されてください。

福岡市動物園のホームページにも下記の記載がありました。

普通車/500円、中型車/1,000円、大型車/2,000円
※土日祝日は激しく混雑します。公共の交通機関をご利用ください。
※駐車場満車情報:行楽シーズン(3月~5月、9月~11月)の土日祝日については、開園早々に満車になることがあります。
※大型車、中型車については、3月~5月、9月~11月の日・祝日は駐車できません。

また、ホームページでは「周辺の駐車場マップ」を作成されていますので、ご参考にされてください。

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