皆様、こんにちは!今回は、福岡の歴史的な名所、福岡城跡で開催されたデジタルナイトイベント「竹花玄夜と舞」を体験してきましたので、その魅力をたっぷりとお伝えしたいと思います。
福岡城と鴻臚館エリアが幻想的な光のアート空間に
「竹花玄夜と舞」は、福岡城と鴻臚館エリア一体を舞台に、伝統文化と最新技術を融合させた、全く新しいデジタルアートイベントです。
開催期間中は、日暮れと共に福岡城跡が幻想的な光に包まれ、まるで別世界に迷い込んだような感覚を味わえます。
イベントの目玉は、何と言っても プロジェクションマッピング「竹花玄夜と舞」 ですね。
ここは桜の名所ですが、桜並木をバックに幻想的な光の演出と舞で表現しています。
天守台の少し下のところには、実際の夜景をバックに花火があがる様子をプロジェクションマッピングで表現されていました。
天神方向の空に花火が上がっているようです。
その下にある運動場では、こちらもレーザーで表現された音と光の世界が広がっています。
日本の美しさと華やかさをデジタル技術で見事に表現しており、その場に居合わせた人々を光の世界へと誘ってくれます。
歴史と季節の美が見事に融合したこの作品は、きっと皆様の心に残る春のひとときとなるでしょう。
日本の伝統美「竹あかり」が幻想的な空間を演出
会場内には、古来より日本人の生活に寄り添ってきた「竹」を使った 「竹あかり」 が数多く設置されています。
竹に穴や切り込みを入れ、内側から光を灯すことで、温かみのある優しい光が辺りを照らしますが、これが並んだ通路がありました。。
近年、竹あかりは新たな日本の美として注目されており、全国各地で竹あかりを楽しむイベントが開催されていますね。
「竹花玄夜と舞」では、 「光の小径」 と題された竹あかりラリーも開催されています。
竹あかりワークショップ&レンタル「竹灯庵」
入口付近にある、竹あかりワークショップ&レンタル「竹灯庵」 では、幻想的な光を放つ竹あかりを自分で制作することができます。
作った竹あかりを持って「光の小径」を歩き、指定の場所に置くことで特別な演出体験ができます。
公園内を散策しながら、指定された場所に設置された竹あかりを見つけ、キーワードを集めていくゲームです。
このキーワードを表示させるために、入口にある「竹灯籠」を買うか、レンタルするか、作るか、しないといけません。
途中まではどんな仕組みなのかわからずに進んでいましたが、レンタルしておけばよかったと思います。
来年も同じイベントがあれば、レンタルしようと思います。
話が横道にそれましたが、竹灯籠をかざして現れるキーワードをチェックして、全てのキーワードを集めると、豪華景品が当たる抽選に応募できます。
幻想的な竹あかりとプロジェクションマッピングが織りなす特別な空間を楽しみながら、宝探し気分で散策できるのも魅力です。
伝統と最新技術が融合したパフォーマンスは必見
イベントでは、様々なパフォーマンスも楽しめます。
中でも注目すべきは、 舞台芸術家・森弘一郎氏によるダンス「霊光の舞」 です。
入口付近と、中央部分の桜並木のところ、天守台の石垣の3か所で見ることができます。
森氏は、欧州を中心に世界で活躍する舞台芸術家で、独自の身体表現と演出で注目されています。
福岡城に宿る精霊の魂を象徴する幻想的なパフォーマンスは、歴史と自然の調和を感じさせ、観る者を古の時代へと誘います。
本当に天守台でパフォーマンスしているように見えました。
帰りにも、ただの小路ではなく、ライトアップされた石垣の間を通りながら余韻にひたることができました。
訪問した日が平日だったという事もあり、来場者が非常に少なかったことが残念です。
もっと多くの人に見て頂きたいイベントです。
無料でなくても良いと思うくらい満足しました。
イベント詳細情報
イベント名: 光のナイトウォーク in 福岡城・鴻臚館 -竹花玄夜と舞-
開催場所: 福岡城・鴻臚館エリア
開催時間: 18:00~21:00 (消灯)
入場料: 無料 (ワークショップや飲食は別途有料)
アクセス:
●地下鉄: 「赤坂駅」「大壕公園駅」下車徒歩8分
●西鉄バス: 「福岡城・鴻臚館前」「福岡市美術館東口」「大手門・平和台陸上競技場入口」下車 徒歩5~8分、「赤坂3丁目」下車 徒歩10分
ペット同伴での入場も可能です。(リードの着用と排泄物の持ち帰りは必須)
まとめ
「竹花玄夜と舞」は、福岡城の歴史的な雰囲気と、デジタルアート、そして日本の伝統美である竹あかりが融合した、他に類を見ないイベントです。
日々の喧騒を忘れ、幻想的な光とパフォーマンスに浸りながら、特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
この記事を読んで、「竹花玄夜と舞」に行ってみたいと思われた方は、ぜひ公式ウェブサイトで最新情報をご確認ください。
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