一番の目的は「栗きんとん」を買う事、そこまでして延岡まで行くか?! みつえさんと行く1泊2日の旅

観光

みつえさんがふと「栗きんとん」を買いに行きたい。
と言い出して、今回の旅行が決まりました。

「栗きんとん」ごとき、というなかれ。
これが、とても美味しいのです。

 

さて、行き先は今回「買い物」という珍しいパターン。
少し遠いからという理由で、買い物する店よりもっと遠い場所を目的地にするという、無駄な旅行パターンです。

でも、理由は何でもいいんです。
夫婦でドライブ旅行ができるのは、私たちの楽しみのひとつですから。

しかし、「栗きんとん」の買い物以外にも楽しいことがたくさんありましたのでご紹介いたします。

行き先の探し方については最後にご紹介します。

 

旅行コース

今回は全て車での移動です。

また、この旅行で事前に予約したのは、「栗きんとん」のお店と宿(ホテル)だけ。

ルートを見て、単純に遠いなぁと思います。

しかし、逆に考えると、これだけの長距離のドライブができるんです。

楽しいですね!

そして、私達が実際に立ち寄った立ち寄りスポットをご紹介します。

立ち寄りスポット

出発が遅れたため、早速都市高速に乗ったものの、渋滞に巻き込まれて迂回したり、その先の大宰府料金所もとても混んでいて、そのまま鳥栖ジャンクションを抜けるまでは車が数珠つなぎの状態でした。

広川SAを過ぎたあたりから、少し車が減り、熊本ICを越えてからはもっと車は少なくなりました。

 

今回は鹿島JCTから九州中央自動車道に入り、最初の目的地「通潤橋」を目指しました。

1)道の駅通潤橋

九州中央自動車道は片側1車線の走りやすい道ですが、終点の交差点正面に「道の駅通潤橋」がありました。

できたばかりの「道の駅」かもしれませんが、駐車場は満車で、しばらく待つことになってしまいました。

駐車できる台数が非常に少ないので、駐車場にとめるだけで、大変です。

しかし、道の駅は綺麗!

できたばかりの道の駅なのでしょうか?

とてもきれい! 

使い勝手はわかりませんが、デザインが素敵です。

店内はあまり広くなく、お土産を販売しているお店や、食堂もありました。

 

道の駅の南側は見晴らしがよく、この地域を見渡すことができました。

たぶん、こちら側に「通潤橋」があるはずですが。。

トップページ | 道の駅 通潤橋

 

2)通潤橋

次に向かったのは「通潤橋」です。

通潤橋に行ったのは、20年以上前になると思います。

放水している通潤橋を見た記憶だけが残っていて、その周辺がどのようになっていたかは全く思い出せませんでした。

 

ナビのルート案内に従って進むと、大きな駐車場に案内されました。

駐車場から、すでに通潤橋が見えています。

「通潤橋」まで行ってみました。

途中で「橋上観覧」は 観覧証 をご購入くださいと看板があったのですが、買わずに行ってしまいました。(これを後で後悔します。)

ちなみに、観覧証は 500円です。

しばらく歩くと、通潤橋が見えてきました。

近づくにつれ、どんどん大きく高く見えるようになってきます。

目の前には通潤橋の下を流れる川が流れ、川のせせらぎも聞こえます。

通潤橋の橋の上にも、人影がちらほら見えます。

この人たちは、観覧証を買って いかれたのでしょう。

私も橋の上に登ってみたくなりましたが、ここでは買えず諦めました。

続々と車や人が増えていくので、そんなに人気なのかと思っていましたが、この時点で11時過ぎ、13時から放水がある日だったようです。

放水を見るならば、 午前中のうちに駐車場に入ることをお勧めします。

 

今回は、放水を見ないので、このまま通潤橋を後にしました。

通潤橋 - 心も潤す虹の架け橋
熊本県上益城郡山都町にある国指定重要文化財「通潤橋」の公式ホームページです。通潤橋は、1854年(嘉永7)四方を河川に囲まれた白糸大地に農業用水を送るため建設された石造りアーチ水路橋です。この橋は、通潤用水と呼ばれる水路の一部であり、北側の...

 

3)高千穂峡

次に向かったのは、高千穂峡です。

ここもかなり長いこと訪れていません。

前回訪問したのは10年位前でしょうか?

 

ニュースで外国人観光客が増えていると言う話を見たことがあります。

そして、高千穂峡の名物である「真名井の滝」 の下を取る貸しボートが予約制になり、かなり高額と言う話も聞いたことがあります。

ここは、まだみつえさんと付き合っている頃行ったことがあり、貸しボートに乗ったものです。

その頃はそんなに高額なボートではありませんでしたが、それでも30分ほどは待ったと思います。

あまり高くはなかったし、貴重なデートでこんな素敵な場所でボートに乗るなんて、いい思い出ではありませんか。

乗っててよかった。
法外に高いボートなんて魅力はありません。

 

話を戻して、私の記憶も古いですが、知らないうちに高千穂峡がとても人気の観光地になっていたようです。

まず、高千穂峡の近くに停められる駐車場は、ほとんど満車でした。

そして、少し離れた駐車場から「真名井の滝」 の近くまでシャトルバスが運行されていました。

 

何箇所かの駐車場を回った後、近くの駐車場に止めることができないことがわかり、第5駐車場からシャトルバスで「真名井の滝」に向かうことにしました。

 

これはこれで、楽しいもので、かなり古い宮崎交通のバスに乗り、「真名井の滝」に向かいます。

※下記の写真は実際に運行しているバスではありません。

かなり古いバスですが、私にとっては懐かしく感じるバスでした。

この窓、何度も開けたことがあります。

バスの車窓からはるか下に見える川が見えました。

あの低さまで下りていくのでしょうね。

バスは古くて乗り心地も悪そうですが、そんなことはなく、運転が上手なのかヒュルヒュルとつづら折りの狭い道を下りていき「真名井の滝」のそばまで連れていってくれました。

 

高千穂峡に到着はしましたが、まずは腹ごしらえしようと、お店に向かいました。

大変混雑していると思っていましたが、意外と待ち時間もなくすんなりとお店に入店することができました。

流しそーめんが売りのようですが、「田舎そば(800円)」を頂きました。

しいたけは好きではありませんが、これは美味しかった。

昼食難民にならずに済んだので、観光を続けます。 

 

絵馬のようですが、「ハート」は売り切れ、「勾玉」はありました。

そしてこれが「真名井の滝」

橋の上から見る事ができます。バスを降りた時に見えたんですが、順番的に後にご紹介してます。

 

しばらく遊歩道を歩くと、たくさんの人だかりが見えました。

混んでいるときはこんなもんじゃないでしょうけど、今回は混雑するほどではありませんでした。

皆さんが見ていうたのは、先ほど橋の上から見た「真名井の滝」のです。

こちらから見た方が美しいですね。

 

滝と、橋と、貸しボート、その先の景色までがうまくまとまっています。

 

この場所から川を挟んで反対側の壁は、こんな感じになっています。

上の部分と、下の部分、違う年代なのか、石そのものの違いなのか、不思議です。

ここが最も見ごたえのある観光地でした。

4)栗九里(マロンハウス)

さて、この旅のメインイベント!!

「栗きんとん」を買いに行きました!

なんで「栗きんとん」を買うためにホテルまでとって、福岡からここまで行くんでしょう?

そんなに美味しいん?

似たものは近くにないと?

わざわざねぇ。

と、諸兄は奥様に向かって言ってはいけません。 

 

そんなこと、重々承知の助で、「買いにいく!」とみつえさんが決めたなら、気持ちよくご一緒しようではありませんか!

方向音痴ではないみつえさんとナビに誘導されながら、「栗きんとん」を販売している「栗九里」を目指してしばらく走ってきました。

最後の最後、駐車場はここかな?と思ったら、「マロンハウス駐車場」と書いてある。

え?

「栗九里」じゃなくて、

「マロンハウス?」、別の店なの?!

私は混乱しましたけど、そんなこと気にしないみつえさん。

駐車場に車をとめて、さっさと下りていかれました。

 

たぶん、ここが「栗九里」の駐車場なのでしょう。

普通、ここまでの誘導看板と同じ表記をつかわんかな?

多くの人がたどり着いている実績があるから、間違いではないのかも。

 

写真には写っていませんが、続々とお客さんらしき人が坂を上っていきます。

予約してはいるけど、なんだか遅れをとりそうな気がします。

 

最後の坂はこんな感じ。

前方に見える2階建ての建物の1階が売店になっているそうです。

 

ありました。

小さな「売店」の文字。

ここの右手にある引き戸を開けるとお店です。

お店と言っても、店内にはたくさんの商品が並んでいるわけではなく、予約品が並んでいて、お店の方が代金と引き換えに商品を渡していらっしゃいました。

 

やっと、この旅行の一番の目的を達成して、満足感に浸り、景色を眺めます。

目の前の山々、奥深い谷もあり、自然が豊かな場所です。

 

手に入れた「栗きんとん」

大事にし過ぎて賞味期限が切れないようにしないといけません。

この為に、どんだけ時間と労力をかけたことか。

しっかり味わって頂きます。

そんなまでして手に入れた「栗きんとん」ですが、「転売禁止」らしいです。

なかなか手に入らないものだから、これを逆手に転売してしまう人がいるそうです。

 

でも、お金を払えば手に入るもの、それでいいのでしょうか。

わざわざ、現地に買いに行って、あの坂を登って手に入れた「栗きんとん」は、いわば宝を手に入れたようなもの。

その前後に体験する高千穂の山や渓谷の先に「栗きんとん」はあるのです。

ぜひ、現地に訪問されてみてください。

「栗きんとん」の美味しさは、あの景色と、感じた風など、総まとめでやってきますよ!

マロンハウス 甲斐果樹園 - 一般社団法人 日之影町観光協会
県内外でも注目を集める栗きんとん栗九里をはじめ、多数の栗商品や加工食品を販売しています。

 

5)高千穂(延岡の居酒屋)

「栗きんとん」を買ってしまえば、この度も終わり。。

いや、あなた、今から延岡にいくでしょ!

はいはい、そうでした。

 

延岡までは、あっという間に着いてしまい、心配したホテルの先着順の駐車場もがら空きで、どこでも止め放題な感じですが、よさげな場所に車をとめてチェックインしました。

本日の宿は「延岡アーバンホテル」です。

延岡アーバンホテル公式ホームページ|宮崎 延岡 ビジネスホテル
延岡アーバンホテルはJR延岡駅より車で5分、延岡市役所へは徒歩3分と延岡市の中心地、繁華街の真中にあり、ビジネスや観光の拠点として最適なホテルです。

飲み屋街と言えるか微妙な地域ではありますが、近くに飲食店がありますので、飲みに行くのには便利です。

 

ホテルでゆっくりと今晩の食事処を検索して「高千穂」という徒歩圏内のお店を予約。

オープン直後の18時に訪問しました。

 

お店には、まだ誰もお客さんは来られてなくて、私たちだけ。

案内されたカウンターには手書きのご案内がありました。これ単純に嬉しい!

 

早速、ビールを注文し、、

地鶏の炭火焼きや、

刺し盛など

カリカリピーマンは、食感がカリカリなのね?

とり皮ポン酢は、量多め。

無事に延岡の夜も心地よい酔いで締めくくりできました。

 

しかし!

延岡の日曜日はお店の休みが多く、この店も私たちがいる時間だけでも6組くらいはお断りされていました。

事前の予約必須です!

 

店を出た酔っ払いは、何か飲み物を探していました。

近くにコンビニがあるらしい。

歩いていく。

 

途中になんとケーキ屋さんがあり、つい入ってしまい「レモンケーキ」を買ってしまう。

それでもコンビニに向かい、たどり着いたコンビニ?

でチューハイを購入し、ホテルに戻りました。

 

今日もいい日でした。

 

6)道の駅北川はゆま

昨晩は早くに寝落ちしてしまいました。

朝は平日のいつもの時間に普通に目が覚めたものの、なかなか起き上がれずにいました。

 

しかし、今日も充実した1日を過ごすため!

頑張って起き上がり、準備して出かけました。

 

朝一に向かったのは「道の駅北川はゆま」です。

今回、様々な道の駅に行きましたが、販売商品においては、ここが一番充実している道の駅です。

 

野菜や果物、惣菜やスイーツ、おみやげ物に至るまで、たくさんの品ぞろえがあります。

 

ちょうど、外は土砂降りの雨だったので、ゆっくりと店内を見てまわり、店内を巡回するとその都度何かが持っているカゴに入り、たくさん買ってしまいました。

 

その中で、パンをご紹介します。

 

こちらは「昔ながらのメロンパン(180円)」という名前で販売されていました。

売り場にたくさん置いてあったので、人気商品のようです。

とっても美味しかったです。たぶん、本当に人気商品だと思います。

 

メロンパンをもうひとつ買ってしまいました。

こちらは「月の塩メロンパン」です。

名前の通り、メロンパンですが、塩味がします。個人的には普通のメロンパンが好きです。

こちらは「絹生コッペパン」形がつぶれているのは、荷物に挟まれてしまったからで、元々はふっくらしていました。

柔らかくパッさりした懐かしいコッペパンです。

たくさん買い物をして、出かけるときには少し雨がおさまっていました。

 

7)海のレストラン海鮮館(道の駅北浦のとなり)

この地域には「道の駅」がたくさんあります。

どこに行こうか悩んでしまいますが、「海鮮丼」が食べられる道の駅があるということで向かってみました。

厳密にいうと、道の駅北浦ではなく、隣にある(建物も違う)「レストラン海鮮館」というお店が提供している海鮮丼のお店なんですね。

現地に到着したのは10時20分頃、既にお店の前には並んでいる人が十名ほどいらっしゃいました。

 

今回は珍しく、ホテルに「朝食なし」を選んだこと、いつもは必ず食べる朝食なので、モーニングを提供しているお店を探してまで食べていましたが、今日はチャンスに恵まれず、まだ本日は食事していません。

このままここで食事をしてしまうのはいいかもしれません。

そんな訳で、開店前のお店に並ぶ事としました。

しかし、並ぶ間もなく、お店は開店し、続々と名前が呼ばれてお客さんが店の中に入っていきます。

待っている間、どんなメニューがあるのか眺めていました。

今日は伊勢海老が食べられるようです。

 

伊勢海老定食は50食、伊勢海老味噌汁は10食、伊勢海老のお造りは2食が用意されているようです。

本当は伊勢海老をたべるつもりはありませんでしたが、これはチャンスなので、伊勢海老定食をひとつ注文することにしました。

もうひとつは、海鮮丼も良かったのですが、生魚をあまり食べる気分ではなかったので、桜エビしらす丼を注文しました。

 

そして、やってきた伊勢海老定食がこちら。

こんな大事な時にピンボケです。なんてこった。

でも雰囲気は伝わりますよね。ねっ!

 

伊勢海老の味噌汁は伊勢海老の頭部分が入っています。

身も詰まっているままなので、食べることもできます。

そして、しっぽ部分の刺身、他の魚の刺身も少し。

中央にあるのはチキン南蛮です。

 

そして、こちらは桜エビしらす丼です。

しらすをごはんの上に敷き詰めて、その上に桜エビが乗っています。

そしてこちらもチキン南蛮がついていました。

 

わさびを溶いた醤油をかけて頂きました。

 

伊勢海老定食はみつえさんだけでは食べきれない量だったので、しらす丼を食べた私が参戦し、一緒に頂きました。

熱々のみそ汁は伊勢海老の出汁が効いていて、とても美味しいです。

しかも身が詰まったままなので、とても出汁が効いていました。

昼食と考えたら値段は高いですが、たぶん伊勢海老1尾がまるごと使われた「伊勢海老定食」は、他のお店だとこんな値段でたべることができないと思います。

この時期だけの特典なので、ぜひ行かれてみてください。

 

そして、私たちが座った席はカウンター席で正面が海水浴場になっています。

この日はあいにくの雨でしたが、天気が良ければ、この景色ももっと素敵でしょう。

 

食事に満足して、海岸の方まで足を伸ばしてみました。

ここは貝殻を絵馬にしている場所です。

海の近くらしいアイデアですね。

 

道の駅の向かい側には芝生の広場がありました。

 

鮮やかなマンホール。

ご当地キャラでしょうか?

 

道の駅の表示です。

そうそう、「きたがわ」から来たんですよ。

 

海岸のほうに降りていくと、ここで塩を作っているそうで、塩製造機が見えました。

縁に溜まっている白いものは「塩」なんでしょうか。

 

試しに、道の駅北浦で販売されている「月の塩」を買ってみました。

製造者は「のべおか道の駅㈱道の駅北浦」と書かれていましたので、先ほどの場所で製造しているのかもしれませんね。

 

そして、海岸までたどり着きました。

海水浴場だそうです。

 

少し離れたところにたくさんのサーファーがいました。

これだけたくさん集まっているのですから、人気のスポットなのでしょうね。

道の駅北浦に戻り、買い物をして、出発しました。

 

8)道の駅宇目

道の駅北浦を出て、帰路につきました。

福岡までは、まだまだかなり走らないといけません。

 

途中で休憩しようと「道の駅宇目」に立ち寄りました。

どんどん車が入ってきますが、入れ替わりも激しくどんどん車が出て行きます。

雨がひどかったので、少し休憩して道の駅の物産販売所に立ち寄りましたが、販売されている商品はほとんどなくなっていました。

やはり午後の訪問では、野菜などはなくなってしまうのでしょうか。

 

ここの道の駅は「マロンソフト」が人気らしく、食べることにしました。

レジでお金を払って作ってもらうのですが、お店の方は男性がひとり。

レジに並んでいる人は多かったのですが、どんどん捌いておられました。

その後、ひたすら福岡を目指して走って自宅に戻りました。

 

今回の旅行みやげ

今回の旅行で購入したお土産です。

たった1泊2日でこんなにも買う?

と思うほど、買ってきました。

細かくは説明しませんが、ほとんど食べ物です。

いろいろ食べながら、あそこはこうだった、あれは良かった、などの土産話もしながら、食べるのがまた楽しみです。

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4)まとめ

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